深圳海上世界文化芸術中心

深圳海上世界文化芸術中心は、クライアントである招商局によって業務・商業・住宅の開発計画がなされてきた深圳市蛇口の海上世界エリアの核となる文化施設の計画である。敷地は蛇口半島の南東に位置し、眼前に広がる海の向こうに香港島が浮かぶ雄大な景色を望むことができる。槇事務所は2011年に中国で初の試みとなるこのプロジェクトの設計に招待された。この施設は、美術館・劇場・多目的ホール・会員制ラウンジ、更に文化的活動に関連した商業施設等を含む複合文化施設である。

建物の形態は、海、隣接する公園、北西に構える山と街、それぞれとの力強い繋がりを示唆するポディウムとパヴィリオンによって構成されている。外部空間と強い連続性をもつ内部のヴォイドに回遊動線がめぐり、多様なプログラムを楽しむことができるように計画されている。また、公園のランドスケープが、屋外の大階段によって屋上庭園にまで立体的につなげられ、文化施設に相応しい一体的な公共空間を創出している。

設計協力:傅克誠、罗宾、Kobayashi Maki Design Workshop

所在地: 中国 深圳 
完成年: 2017
用途: 美術館, 劇場, 商業
主要構造: 鉄筋コンクリート造, 鉄骨造
階数: 地下2階 地上4階
敷地面積: 26,161m²
建築面積: 12,037m²
延床面積: 73,918m²
設計協力: 华阳国际设计集团深圳公司
構造設計: ARUP、华阳国际设计集团深圳公司
設備設計: 森村設計、华阳国际设计集团深圳公司
設備協力: オンサイト計画設計事務所(ランドスケープ)、ARUP (ファサード)、 永田音響(音響)
■ URL
Design Society
■ 掲載誌
a+u:2012.7 臨時増刊