横浜市役所は、設計施工一括のDB方式で建設され、デザイン監修者として槇文彦、設計は槇総合計画事務所が協働者として関わりました。横浜アイランドタワーの西側に位置する敷地に建つ新市庁舎の高層部は、垂直性を強調し、環境性能を兼ね備えた白いファサードにより、生糸の輸出で栄えた横浜を象徴するとともに、隣接するアイランドタワーや周辺建物との群造形を表現しようとしています。街がそのまま入り込んだようなオープンな雰囲気の低層部は、歩行者が内外に渡って回遊することができ、市民の様々な活動を支えるためのパブリックスペースを併設しています。
所在地: | 神奈川県 横浜市 |
完成年: | 2020 |
用途: | 市庁舎 |
主要構造: | 鉄骨造、鉄筋コンクリート造、鉄骨鉄筋コンクリート造 |
階数: | 地下 2階/地上32階 |
敷地面積: | 13,142m² |
建築面積: | 7,941m² |
延床面積: | 142,582m² |
意匠設計: | 竹中工務店+槇総合計画事務所 |
構造設計: | 竹中工務店 |
設備設計: | 竹中工務店 |