微妙な角度で対置されたメインアリーナ棟とサブアリーナ棟をエントランスホールが繋いでいる。大小のアリーナ空間を包む二つの曲面体の屋根は互いに呼応し、見る角度により様々なシルエットを展開する。また、屋根材のステンレスは光の陰影に敏感に反応し、時に穏やかに、時に鋭く、特に薄暮に近づく時には空と接するエッジが美しく背景に溶け込んでいく。
所在地: | 神奈川県 藤沢市 |
完成年: | 1984 |
用途: | 体育館 |
主要構造: | 鉄筋コンクリート造, 鉄骨鉄筋コンクリート造, 鉄骨造 |
階数: | 地下1階 地上3階 |
敷地面積: | 64,105m² |
建築面積: | 6,738m² |
延床面積: | 11,100m² |
構造設計: | 木村俊彦構造設計事務所 |
設備設計: | 森村協同設計事務所 |