京都という歴史的都市のコンテクストの中で20世紀美術の場として現代という時代性をいかに表現するかが重要なテーマであった。風致地区の美術館として、外観は静謐な佇まいとし、内部には企画・常設展示室、収蔵庫、講堂などの充実した機能を設けている。1.5mグリッドを外観表現の基準モジュールとし、水平性と垂直性、近代と過去、透明性と重厚性、日本と西洋を二重の様相として外壁面に写し出している。
所在地: | 京都府 京都市 |
完成年: | 1986 |
用途: | 美術館 |
主要構造: | 鉄筋コンクリート造, 鉄骨造 |
階数: | 地下1階 地上4階 |
敷地面積: | 5,001m² |
建築面積: | 2,142m² |
延床面積: | 9,983m² |
構造設計: | 木村俊彦構造設計事務所 |
設備設計: | 森村協同設計事務所 |