ハーモニック・ドライブ・システムズ社の製品の試作・研究を行う研究棟と、同社が預かる飯田善國氏のコレクションを展示・収蔵するギャラリー棟と、敷地入口の守衛所の、3つの建物からなる。夏は緑に、冬は雪に覆われる自然の中のコンプレックスの姿は、自然そのものの形態や素材のトレースでもなく、タイポロジカルな建築形態でもない、硬質な矩形と滑らかなカーブの組合せとして立ち現れている。
所在地: | 長野県 南安曇郡 |
完成年: | 2002 |
用途: | 事務所, ギャラリー |
主要構造: | [研究棟]鉄骨造トラス併用ラーメン構造, シェル構造, 鉄筋コンクリート造 [ギャラリー棟・守衛所]鉄筋コンクリート造 |
階数: | 地上2階 |
敷地面積: | 71,377m² |
建築面積: | [研究棟]743m² [ギャラリー棟]372m² [守衛所]33m² |
延床面積: | [研究棟]712m² [ギャラリー棟]354m² [守衛所]33m² |
構造設計: | 構造設計工房デルタ |
設備設計: | 総合設備計画 |