山の手の屋敷町であった頃から25年間の時間経過の中で、常に変化する東京の現状に対応しながら創られて来た集合体である。自然や地形の変化への対応、奥性の演出など、空間の襞についてその存在を濃密に演出しながら、都市の中に生きる一つの風景を提供している。道空間に沿ったスケール感・透明性・分節化等の空間的手法だけでなく、各種イベントがインフォーマルに開かれる様々なパブリック性の展開も意図している。

所在地：

東京都 渋谷区

完成年：	1969 - 1992   (1969 - 1992)

用途：	店舗, ギャラリー, 集合住宅, 事務所, ホール

主要構造：

鉄筋コンクリート造

階数：	A棟：地上3階 地下1階, B棟：地上3階 地下1階, C棟：地上3階 地下1階, D棟：地上3階 地下2階, E棟：地上3階 地下2階, F棟：地上6階 地下1階, G棟：地上4階 地下2階

敷地面積：

AB棟：7,167m², C棟：7,167m², DE棟：7,319m², F棟：1,979m², G棟：993m², H棟：331m²

建築面積：

AB棟：642m², C棟：764m², DE棟：1,274m², F棟：1,361m², G棟：666m²

延床面積：

AB棟：1,849m², C棟：2,436m², DE棟：5,105m², F棟：5,140m², G棟：2,726m²

構造設計：

ABC棟：山杞設計, DEFG棟：青木繁研究所

設備設計：

ABC棟：桜井建築設備研究所, DEFG棟：総合設備計画