東京大学の顔ともいえる赤門から正門にかけての場所に建つ法科大学院の研究教育施設である。将来は公開施設へと用途変更される可能性があることから、内部はできるだけシンプルな構成とし、最小限の固定要素以外は可変にしてフレキシブルな空間をつくっている。既存のクス並木やゴシックの建築群との共存を意識してヴォリュームを控え、これからの開かれた大学施設を象徴する姿として、スクリーンのような半透過性の表層としている。
所在地: | 東京都 文京区 |
完成年: | 2004 |
用途: | 学校(研究教育施設) |
主要構造: | 鉄骨造, 一部鉄筋コンクリート造 |
階数: | 地下1階 地上4階 |
敷地面積: | 402,682.18m² (一団地申請) |
建築面積: | 712.8m² |
延床面積: | 2,905.02m² |
構造設計: | 花輪建築構造設計事務所 |
設備設計: | 日永設計 |