台北駅地区再開発

これは、台北市の中心に位置しながら「永遠の工事現場」と呼ばれ続けて来た、台北駅地区の大規模再開発計画である。台北駅と桃園中正国際空港とを直結する高速鉄道の建設計画に伴い、2005年7月に国際コンペが催され、槇文彦(CECI +Maki and Associates + JJPP)チームの案が採用された。47ヘクタールに及ぶ広大な敷地に、空港線地下駅と商業、オフィス、ホテルの複合超高層建築に加え、周囲の歴史的建造物保存を含めた景観デザインがなされている。地下ホームから地上2階までは5層に及ぶStation atriumが設けられ、この上に240メートルの高さのC1タワーと、320メートルの高さのD1タワーの、2つのタワーが計画されている。
タワーは胴部と頭部から成り、各々、台北の2つの重要な都市軸を立体的に反映して、約15度の角度で振られている。これら2つの重要な都市軸の反映は、本計画を貫くデザインコンセプトであり、タワー足元においてはLinear Forestとしてランドスケープの骨格となっている。

所在地: 台湾 台北市 
完成年: 2014
用途: 駅, 商業施設, オフィス, ホテル
主要構造: 鉄骨鉄筋コンクリート造, 鉄骨造
階数: [C1タワー]地上56階 [D1タワー]地下4階 地上76階
敷地面積: 再開発地区全体約470,000m² [C1 敷地]13,078m² [D1 敷地]18,515m²
建築面積: [C1敷地]約8,100m² [D1敷地]約11,400m²
延床面積: [C1タワー]207,000m² [D1タワー]306,000m² [駅部分]40,000m²
■ Notes
施主:台北市政府捷運工程局
Prime Civil Engineer:CECI Engineering Consultants, Inc. Taipei
Architect of Record:J. J. Pan and Partners Taipei
Station Design:池田靖史 / IKDS
■ 完成予定
ステーション:2014
C1タワー:2016
D1タワー:2017
■ 掲載誌
GA JAPAN:79号
新建築:2008.5 別冊 [IN PROGRESS]
■ Awards / Competition
1等 招待コンペ (2005)