MAKI AND ASSOCIATES

事務所の沿革と特徴

槇総合計画事務所は1965年、槇文彦により東京に事務所が設立されて以来、国際的な建築事務所として、日本国内、国外を問わず一貫して質の高いデザインと性能を持った建築の実現を第一の目標としてきた。

事務所を構成する約40人の所員は、アーバンデザインから建築デザインまで幅広く携わり、全てのプロジェクトが槇を中心とするデザインチームにより取り組まれる。各プロジェクトのコアメンバーは、施設プログラムの検討から建築の設計、監理まで、さらに完成後のメンテナンスも含め、常に責任ある立場からプロフェッショナル・サービスの提供に心掛けている。

作品リストにあるように、プロジェクトは国内、国外における官庁施設、公共施設、民間施設など、広範かつ多岐にわたる。最近完成したプロジェクトには、スイス、カナダ、アメリカ、インド、シンガポール、台湾、中国、イギリスなどの建築プロジェクトがある。これらのプロジェクトでは、質の高いデザインの建築として、国際的にも評価を得ており、多くの建築賞を受賞している。

事務所の50年以上の業務を通して得た経験を、常にプロジェクトに生かしながら、一方、これからの建築が持つべき新しい社会性を追求し、その実現を志している。 また、構造、設備、環境、ランドスケープ、音響など、第一級の専門領域のコンサルタントと長年にわたり協働してきた実績を持ち、これらの事務所との強い連携のもとに、さまざまな新しい技術的要請に応えている。