東京体育館

明治神宮外苑の一端を占める都市公園内にある。公園としての散策性を強調する一方で、街区としての周縁性を考慮しつつ、変化に富んだ建築形態を並置している。メインアリーナ・サブアリーナ・屋内プールの各棟は、大空間の象徴性を保持しながら、ヒューマンな外観表現としている。これらの形態は特異な記号の集積として一つの集合体を形成し、視点の移動による形態の重なり合いにより、思いがけないシルエットが発見できる。

所在地: 東京都 渋谷区 
完成年: 1990
用途: 体育館, プール
主要構造: 鉄筋コンクリート造, 鉄骨鉄筋コンクリート造, 鉄骨造
敷地面積: 45,800m²
建築面積: 24,100m²
延床面積: 43,971m²
構造設計: 木村俊彦構造設計事務所
設備設計: 総合設備計画
■ URL
http://www.tef.or.jp/tmg/
■ 掲載誌
Fumihiko Maki(PHAIDON)
SD:1993.1
日経アーキテクチュア:1990.8.13, 1990.5.28
新建築:1990.6, 1989.1
建築文化:1990.6
■ Awards / Competition
BCS賞(1991)
公共建築 - 優秀賞(1994)
1等 招待プロポーザル (1984)